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 筑波宇宙センター
 筑波宇宙センター

 実物大の衛星です。
 衛星はロケットの先端(上)についています。中央から下部がエンジンです。
 実物大のエンジンです。
 宇宙空間では太陽があたるところ(200℃)とあたらないところ(マイナス200℃)に大きな差があるので、このように耐熱シートを貼るのですが、どのようにして貼ってるのかというと、マジックテープなもののようなもので、説明員さんのように簡単に取れます。宇宙空間では空気がないため、取れることはありません。
 これは実物大の模型です。国際宇宙ステーションは各国でそれぞれのモジュールを担当しますが、日本はこの実験施設を担当し、それを「きぼう」といいます。
 「きぼう」の内部です。ここでさまざまな実験を行います。2〜3人しか入れず、それ以上いると酸欠になります。
 これが本物の「きぼう」です。一部は既に銚子経由でアメリカまで運ばれています。この黄色いところに模様(?)がありますが、これは型取りしたものではなく、彫ったものです。耐久性はそのままで軽量化するための技術です。
 シャッターから外に搬出します。
 ここは、宇宙飛行士がトレーニングを積むところです。イスは前後に移動するもので、これで酔わせます。
しかし、ここで鍛えたり、酔わないとしても、実際宇宙飛行士の7割が3日程度の宇宙酔いをするそうで、その原因もまだわかりません。
ちなみに3日程度の酔いは車酔いよりもかなりひどいと言われています。
 宇宙飛行士は同行するメンバーと協調出来るように、このように5日間、この空間で生活をします。
イライラするパズルや計算を何時間もさせてあえてストレスを与え、普段見られない性格等を見てメンバーにして良いかを審査します。
 100kg以上するそうで、宇宙空間では、気圧調整の為に(人間が耐えられる限界の0.3気圧まで慣らす)24時間かけて外に出て、活動を6時間行います。
なので、準備に24時間もかけています。全身に冷却水が入っており、胸のところの装置で体温を調節します。
チューブがあり、水も飲めるようになっており、トイレはおむつです。ちなみに、胸にある温度調節の文字が逆さまになっているのですが、その理由は、この状態だと頭を下に向けることができないので、手にある鏡を使いながら文字を読むからです。
 無重力状態時を鍛えるための施設です。タンクには水が入っています。
 実際は水圧がかかり無重力ではないのですが、重りなどを使い、体感で7割近い無重力状態をつくり、ここでかなりの時間をかけてトレーニングします。
【No.2】
データ 2002-2010年

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